残念ながら病院には、生活がありません

 

残念ながら病院には、生活がありません。

大切なのは、「生活」なのです。

午前と午後にリハビリをやっても、それ以外の時間

をベッドの上で過ごすのでは、なかなか人間の体は

変わりません。 (平蔵のことば)

 

人間は、ある程度まではとっても簡単に変わります。

問題はそこからです。

でも、その最初のところを、なぜかないがしろに

する人が多い。だから、なにも変わらないのです。

 

◆ 〇さんの例  きりんの家でやったこと

まず、私(平蔵)はなにをしたか?特別なことは

なにもしません。

 

普通に朝起きて、食事は必ず食卓で。

排便は、ポータブルトイレを使う。

起き上がり、立ち上がりの基本的な動作パターン

を、しっかり習得する。カチコチの硬い体を

ほぐす。

それに、ちょっとでも心が動くようなことを

体験してもらう。たとえば、「気持ちいい」

「楽しい」「おいしい」など。

 

生活を取り戻し、そして作戦を練ります。

まずは1か月の目標です。

(以上、平蔵の本から)