12/16 きりんの家

 

〇さん、お食事中

〇さん、看護師アイサンに「あなたは20代だね」と言った。

吹きだしたアイサン

「はい、そうですね」

・・・歳を半分にしてくれたわ・・・。(笑)

ホントは6年生の子のママなんですけど・・・ふふふ。

 

〇さん、今度は(カメラを向けている)私を見て、「血圧

の薬は飲むようですか?」とか、「今日は今から家に帰っ

てもいいですか?明日こっちに戻りますから」とか聞く。

「え? なんのことですか?」・・・(私)

看護師アイサンが「スズランさんのこと、お医者さんと間

違えているようですよ」

「あら、そうなの?」「なんて言おうかな? 〇さん今日

はここに泊まって明日帰ってもいいですよ。明日にしまし

ょう」

「そうかい?明日だね」

 

しばらくして、また「血圧の薬は今飲むの?」「今日家

に帰るわ、夕方にはこっちに戻るから」「明日は土曜日

よね」(←曜日はデタラメ、気付いてない)と言う。

私はその場に1時間くらいしかいなかったけど、何べん

も聞いた。その度に「まだここにいてね。明日帰ってい

いですよ」と返事をした。

「そうかい。明日だね」

・・・お相手も・・・結構大変だなぁ・・・

 

看護師アイサンは「私はその話、朝からもっと聞いてます。

ついでに、今朝見た妄想?夢?そこの机の陰からネコが飛

び出しただの、金棒を持ってる男が窓の方へ逃げた・・・

だの言う話を何十ペンも聞きました。その妄想がブレてな

くて、いつも同じ妄想を見るみたいなのが不思議なんです

けどね・・・朝からずっと同じことを言ってますよ(笑)」

 

自分の具合が悪くても、誰かが来てることに気付くと急に

社交的になる〇さんは、訪れた私を見て「あなたは30代だ

ね」と言う。

「あら、分かりますか?すごいですね」・・・(私)

「わかるわよ。人を見る目、あるもの。長い間客商売して

きたからね」

「ふふふ、歳を半分にしてくれてありがとうございます。

じゃあ、〇さんは40代ですね」

 

昼間も体がだるいみたいで、ソファに寝てることが多く

なって食欲もあまりない。この昼食も少し食べたかなと

いう程度。

 

でも、外から入ってきた人に対しては、急に社交的にな

って、

「あなた、見ない顔だね。座りなさい、座りなさい、こ

っちへ座りなさい、どうぞ」と席を譲ってくれる。

 

しょっちゅう出会っているんだけど忘れちゃうんだね。

きりんの家で平和に、穏やか~に暮らしています。