利用者さん(おじいさん)が呼ぶ
「お~い、お~い。背中が痛いから誰か背中を押してくれ
ないか」
夏休みだから、たまたまスタッフの次男君(S君)がそば
にいた。小学2年生のS君が、90過ぎのおじいさんの
背中を押してあげた。
「そんなんじゃダメだよ。もっと強く押してくれないと・・・」
S君、言われたとおり一生懸命、おじいさんの背中を押した。
押して
押して
ずっと押し続けた。
いつまで押せばいいんだろう。だれか、もうイイよって言って
くれないかな~。
やっと看護師さんが「S君、ありがと。もうやめていいよ」って
言ってくれた。ああ、よかった、ホッとした、疲れた~。
おじいさんからも、「ボクが一生懸命押してくれたから、背中
の痛みが無くなったよ。ありがとう」ってお礼を言われた。
ボク、いいことをしたんだ。(^_^)/