◆9/14 都庁の食堂のつづき
エレベータで4階に行く。私は第二庁舎の食堂も
何度か来ているので、だいぶ慣れた。
エレベータで一緒だった外国人の老夫婦がエレベ
ータを下りてどっちに行ったらいいか戸惑ってい
た。
私は、現在アメリカにいる息子に以前、「お母さ
んは生きる力が足りない。ブロークンイングリッ
シュでも、日本語でもいいんだ、どうしてでも伝
えたいと思ったら、身振り手振りで日本語で伝え
てもいいんだ、そういう強い気持ちが大切なんだ」
・・・と静か~に言われたのが心にチクッと刺してい
た。
うちの次男は・・・静かだ。
その静けさ、穏やかさが・・・なんか・・・怖い。
息子の優しいアドバイスもあって、変な勇気が湧い
てきた。
私はその外国人夫婦に日本語で「食堂はこっちです」
そして、ジェスチャーで「メニューはこちらです」。
でも
こっちのメニューは私にはあまり興味なかったので、
もう1つのコーナーに行った。そっちの方が私の好
みの定食がいくつもあった。
まださっきのコーナーにいた外国人夫婦の所に行って
とんとんと腕を軽くたたき、「あっちにもたくさんの
メニューがありますよ」と教えた。
伝えたいことを伝えられた。日本語で! あはは。
伝わったかどうかは疑問・・・?
わたし、少し、生きる力が出てきたかもしれない。(笑)