数年前からお料理に塩麹(しおこうじ)を使うよう
になった。(野菜、肉、魚)
甘酒(アルコール分なしの方)も使い(=カレーに)、
大麦も数か月前から普段のお料理にも使うようになっ
た。
先月末からは、南部鉄の鉄玉子を常時利用するように
なった。
鉄なべか、鉄フライパンが欲しかったのだけどネット
で買うのはイヤで・・・なぜなら、いろいろな道具を
この目で見て選びたかった。
南部鉄がほしい・・・
でも盛岡へ行く暇もない、河童橋へ行く暇もない・・・と
いうわけで、大宮の東急ハンズの鉄玉子で我慢。
これを利用して鉄分が取れればいいな~、気休めかも
しれないけど、鉄分取れてるぞ・・・と信じよう!
お湯を沸かす時、お味噌汁を作る時、煮魚にも、鉄玉子
を端っこに置く・・・。効果は1ヶ月経ってないので全
然分からないけど、続けていくことが大事、知らず知ら
ずの内にきっと鉄分取れるに違いないって思ってます。
先々週からは、お魚
北海道で獲れる「そい」に初めて挑戦。
お魚コーナーでグロテスクな顔したでっかい「そい」。
鱗(ウロコ)と内臓を取ってもらい、家で煮るだけ。
北の鯛(タイ)と呼ばれているらしいが、1匹で400
円弱だから思いのほか安いし、家族で食べるには大きい
ので食べ応えあるし、美味しい。
この時期、柚子(ゆず)の皮や汁をちょっと加えても
美味しい。
お料理レシピには書いてないけど、私の場合は松本や
栂池(つがいけ)で居酒屋ふうの民宿に泊まった時に
教わったやりかたを実行している。
煮汁に入れる前に、まず湯通しする。
そうすると魚臭さが消える・・・んですって。
そのあと煮汁の中にお魚を入れる。(この頃は鉄玉も
入れるようになった)
最初、大皿に1匹、尾頭付きドカーン!と食卓に出し
た時に、あまりにグロテスクな顔に低学年の孫がギャ
ーっと驚きの声をあげたが「おいしいおいしい!」と
食べてくれた。
気を良くして、その煮汁を取っておいて、翌日また別の
店で「そい」を購入し、家で調理。
今度は、孫んちの隣の家=幼稚園児のいるご家庭にそい
の尾頭付き(煮魚)を持っていった。そこにもお魚好き
の幼稚園児がいる。
そこでも最初は魚の顔を見て、ギョッとのけぞってしま
った(らしい)が、おいしいおいしいと食べてくれた。
「また煮物を持ってきてね」というリクエストをもらった。
その翌日はまたわが家のために作った。
「そい」は今、旬です。おいしいです。
また金目鯛の時期になったら、(あはは、旬がいつか知り
ませんが・・・)挑戦したいと思います。
今まで1年か2年に一度、無性に食べたくなって、千葉県の
銚子まででっかい金目鯛の煮つけを食べに行ってたけど、
埼玉でりっぱな金目鯛が手に入ったら、今度は自分で煮て
みようと思いました。楽しみ。
◆米糠 (こめぬか)の巻き
で・・・おとといから突如・・・「米ぬか」
先日、学生時代の友人の家から送られてきた奥出雲(おく
いずも=島根県)のお米を精米しに行った時、精米室の横
の棚を見たら、大根やらユズやら米ぬかが100円で(無人)
売っていたので、母の頑固な便秘を薬を使わないで改善さ
せたいと常日頃思っている私、「わたしを使ってみてくだ
さい」と言う声が聞こえ(?)この米ぬかに挑戦してみる
ことにした。
単独では苦しいけど、他の物と組み合わせてなんとかなら
ないかな?
きっとビタミンBは含まれているだろう、どうやって料理
して良いかホントは知らないのだけど、いよいよダメだっ
たら糠漬けに挑戦しようという気楽さ、曖昧さ・・・。
家へ帰ってネットで調べてみましょ、工夫すればいろいろお
料理に使える、きっと使えるサ。
だって・・・米糠の量が・・・半端ではない。
30kg入りの米袋にいっぱいで、たった200円。
そんなに必要ないし持って帰れないから、バスケットボール
が入るくらいの大きさのビニール袋に入った米ぬかを100
円で買ってきた。
これを使わない手はないだろう・・・と思ったわけ。
先日(12/22)の朝日新聞、折々のことばコーナーに載ってた
けど、玉村豊男さんの言葉を、鷲田清一さんが以下のように
解説している。
朝日新聞、折々のことばコーナー12/22 をそのまま載せます。
「料理は愛情でもなければまごころでもない。
料理は知識であり、技術なのだ。玉村豊男」・・・と。
鷲田清一さんの解説より・・・
料理に愛情がこもることは認めるが、そこに知識や技術が
ないと料理にならないと、農園経営とワイン醸造にあたる
文筆家は言う。「食べさせる」とか「つくってもらう」な
んて思っていると、料理は『義務」や「重荷」に、ひいて
は諍い(いさかい)の原因や不満のはけ口にもなる。
食べたいものは自分でつくるのが基本。
あえて言うなら料理は「食い意地」であるとも。
『男子厨房(ちゅうぼう)学入門」から。
と書いてある。
そうだ、これを使ってお料理できるかな?と思った時
がスタートなのだ。試しにやってみましょ!
きりんの〇〇看護師が以前、布袋の中にぬかを入れていた。
(体が温まるらしい)
昔の人は、このぬか袋で床の間の柱を拭いたという話を母
から聞いたことがある。
消臭剤にもなる、床のワックスにもなる。
自分にお料理の知恵や知識がないなら、調べてみましょう
ってな訳で、昨夜、少量だけ乾煎り(からいり)した米糠
をタッパーに保存。
今朝、蜂蜜と砂糖、塩を混ぜて「きな粉」ふうにしてヨー
グルトにかけて食卓に出してみた。
黙って・・・
(ちょうど無くなったのを機会に、奄美大島の砂糖、塩は
夏に行った(新潟県村上)笹川流れの藻塩を使ってみた)
奄美大島のサトウキビも、米ぬかも、藻塩も、色が同じで
分からない。ウフフ
ヤッター!
だ~れも気付かずに食べてくれた。
次回はこの米ぬかで、何作ろう、楽しみ。
どうやって分からないように家族を騙せるか、そんなわく
わく感がある。
精米時に以前は栄養を考えて思い切って5分づき(ごぶづき)
くらいにしたのだけど、「白米」にしないと子どもたちが食
べてくれない。
白米は白くて美味しいのだけど栄養素はかなり抜けているん
じゃないかと思う。
たまに玄米で炊けばそれはそれで食べてくれるのだけど毎日
はダメみたい。白いご飯がおいしいよ~ってわめかれてしまう。
さて、
米ぬかを今日は何と組み合わせてお料理しようかな。
どうやって騙そうかな。
・・・と思ってその後も調べていたら・・・
精米機の米ぬかは、料理に使ってはダメ・・・みたいな
ことが書いてあるサイトに出あった。
家庭用の精米機ならいいのね。
ま、とにかく料理用、掃除用、消臭用、庭の肥料用・・・
なんでも試してみますね。