先週の〇曜日、きりんの家に入居された時は
意味不明のことばを話し、今にも命が消えそ
うだった〇さん。
きりんの家に来て、一週間が経ちました。
椅子に座れるようになりました。
言葉も明瞭になってきました。

先週の〇曜日、きりんの家に入居された時は
意味不明のことばを話し、今にも命が消えそ
うだった〇さん。
きりんの家に来て、一週間が経ちました。
椅子に座れるようになりました。
言葉も明瞭になってきました。
きりんの家が利用している駐車場の脇の川沿いから
大宮ソニックビルが見えます。
春になったら、この川沿いは桜並木で美しくなります。
昨日は強風で寒くて寒くて・・・
今日は風がない分、温かく感じます。
言語療法士とともに
こちらの部屋では、訪問医療の最中です
ただ今14時を過ぎていますが、昼食の片付けをしています。
皆様、今日もそれぞれの一日をお過ごしです。
きりんのゆめ facebook も ご覧ください
https://www.facebook.com/%E3%81%8D%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%AE%E3%82%86%E3%82%81-1452099965119271/
2018/11/9(昨年11月)、大宮駅東口で行われたケア
ラーズカフェだん・だん(=介護者支援の会が開い
ている介護者のためのカフェだん・だん)の講演会
で講師になって下さった歯科衛生士の清水さんに、
2019年1月25日、偶然再会しました。ほのぼのホー
ムきりんの家で。
えええー!
「その節はどうもありがとうございました!」とご挨拶。
ちょうど口腔ケアが始まったばかりです。
口腔用ウェットティシュで、歯の汚れを落とします
口を開けることを嫌がりません。
舌の汚れもふき取ります。
ご自分の歯だそうです。すごい!
清水さんが、「お元気な頃どんなに歯の手入れをなさっ
ていたかが分かります」・・・とおっしゃっていました。
今度はスポンジで・・・
歯科衛生士:清水さんの手際がいいので、全然拒否
なさいません。素直に口を開けていらっしゃいます。
上手な人にやってもらうと、気持ちがいいのでしょうね
お口のうるおいジェルを使って。(刺激の少ないお口の保湿剤)
今回、予期せぬチャンスが来て・・・
歯科衛生士の清水さんの施した実際の口腔ケアをまじか
で見学できた。
ひとつも拒否せず素直に口を開けているきりんの家の利
用者さんを見ながら・・・わたし・・・思ったもんね。
自分は上手って思っているプロはいっぱいいるけど、
やっぱりプロの中でもホントに上手な人っているのよね~、
そういう人にやってもらった人(今回は口腔ケアをやって
もらった人)は、しあわせだよね~。
今回、べらべらしゃべるわけでもないし、おべっか使う
わけでもない、けれど明るい清水さんに、手際よく歯の
ケア、舌のケア、(水を使わない)をしてもらっている
この男性(=利用者さん)、さぞかし心地良かったので
はないでしょうか。
こんなふうに、まごころ込めてケアをしてもらえる時間
をもてて、きっと嬉しいだろうな。
しあわせだろうな・・・って思いました。
今日は超!ご機嫌!
鏡でご自分の姿をご覧になって、こんなに笑って
いらっしゃる。(右はきりんの看護師です)
その後、この笑顔はしばらく続きました。
私がカメラを向けても今日は笑顔を向けて下さいます。
スタッフにもなかなか向けない笑顔だそうです。でも
他の部屋の若い利用者さんのお顔を見ると、なぜかい
つもニッコリ笑うんですって。なにが違うのでしょうね。
今日このあと、「孫が帰ってくるのでこれで帰ります、
サヨナラ」と私が手を振ると、この方、私と手をつな
ぎたいという動作をなさいました。へ~ へ~ こん
なの初めてです!
今まではお気に入りの人がいると見えて、たまに来る
私なんぞが笑顔を向けても無表情のままだったんです
けど、この日は初めて素敵な笑顔を向けてくださいま
した。ああ、良かった~!
こんなに明るい表情を見たの、初めてです!
握手を2度もしたし・・・
私もいいことがありました!
2019/1/18 7:37
「こんにちは~!」 きりんの家へ
母の部屋に入ると・・・
母、なにか妄想中・・・
なにか見えるのかしら??
自分の手で遊んでいます。
私は話しかけもせず、母がどうするのか、しばらく
眺めることにしました。
母、(しっかり)認知症が入っています。
あれれ、自分の指、口に入れてない?
何本入れているんじゃい!
あらら
今度は・・・親指・・・
そこでわたし、
「こら! 指なんか食べるんじゃないの!」
と注意します。
母、びっくりして指を離します。
だけど・・・
私の方を見るでもなく、まだ指と遊んでいます。
まだ自分の世界にいます。
まだ指が食べたそう・・・
また・・・なめようとしているのかしら
今度は人差し指・・・
こっちの指の方がおいしいそうかなぁって
思っていたりして・・・(笑)
たぶん暇なんだろうなぁ。
◆わが家では一日二食、(おやつなし)
きりんの家では一日三食のご飯と、おやつもある。
だから、お腹が空いてるわけではないんだよね。
ということで
母は自分の指で遊んでいるだけだと思うけど、指を
口に入れたのを見たのは(私は)初めてだなぁ。
家でもやっているのに私が気づかないだけだろうか?
◆家では常にラジオがついている
家では、母が寝ていようが起きていようが、夜中以外
(母のうしろ1mくらいの所に)ラジオをつけている。
母は耳がいいから、たぶんラジオの音は聞こえている
はず。・・・しかし・・・
内容はほとんど理解できてない。ま、それでもいいと
思っている。
たま~に天気予報の後などに「今日は寒いって」・・・と
言うことがある。たま~に、たま~にまともな時もある
ってことみたい。
時々ラジオから昔の歌が聞こえてきたら気持ち良さそう
にしている。
夜中には音量をすごく下げて流している時もある。
NHKのラジオ深夜便が・・・結構いい番組だから。
私が母の部屋のラジオをつけっぱなしにしているのは、
母に、瞬間瞬間で構わないから、日本語のやりとりや、
時々流れてくる音を楽しんでちょうだいな・・・という気
持ちがあるから。
どんどんボケるのは仕方ないとしても、いくらぼけても
日本語を忘れないでね・・・という気持ちがあるから。
テレビを流しっぱなしにするより、ラジオを流しっぱ
なしにする方が、寝ながら聞くには効果があるのでは
ないか・・・と勝手に思っている。
きりんの家にもラジオを持っていった時期もあったけ
ど、この頃はテレビがあるリビングと同じ空間の部屋
を利用するので持っていくのをやめた。
だけど、母の指しゃぶりを見て、ラジオか何かついて
ないと退屈なのかなぁ~って(勝手に)解釈した。
ホントは、家と同じようにラジオが普通に流れている
部屋の方がいいのかな・・・と私の方が改めて思うよ
うになってきた。
◆1/15
母に名前を聞いたら、旧姓で答えた。
母は10代の終わりに結婚したので、旧姓で答えるなん
て・・・なんてこった。ま、これも珍しくないんだけ
どね。あらま、今日も10代の自分に戻っているんだね。
娘としたら複雑だよね~。真面目に考えても仕方ない。
こういう場合は・・・流すしかない。
認知症はね、
中島京子著『長いお別れ』という本の中では、
ゆっくり長い時間をかけて、遠くにいってしまうから
(アメリカでは認知症のことを)長いお別れと言うん
ですって。
ああ、私は長いお別れになる過程の、今、一部分を母
とこうして過ごしているんだな~って思うのデス。
寒い日です。
門を入ります。
南側の隣の家の日陰になり、日が当たりません
「こんちには~!」 ・・・突撃
「うわっ!」 平蔵さんを驚かしました。
冷蔵庫を開けているお料理専門のAさんを驚かしました。
いろいろ作りながら、買ったものの保存もしています。
つみれが入ってますね
カレイの煮つけ
リンゴを切って、タッパーに入れ、ふたをして電子レンジで
チンすると、甘いリンゴになります。長野県出身のスタッフ
に教わったそうです。
必ずふたをするそうです
本日のデザート
飲み込みづらい方には、つぶします。こちら ↓↓
2019/1/13 9:14
上信越道(じょうしんえつどう)から浅間山(あさまやま)
ギザギザの妙義山(みょうぎさん)の向こうに、真っ白い浅間山
佐久平(さくだいら)、東部湯の丸(とうぶゆのまる)PA
あたりから、遠くに真っ白な北アルプスが見えてきました。
中央から左が常念岳(じょうねんだけ)
右のちょっと突き出ている山が槍ヶ岳(やりがたけ)
のような気がする
2019/1/13 11時 長野インターを降りてすぐ。
お天気は最高に良いけど気温は低いです。
◆長野市
長野の善光寺はものすごい人です。車も大・大・大渋滞。
今年の長野市(ふもと)は雪がありません。日陰にちょっと。
こんなに過ごしやすい冬で助かります・・・と地元の方がお
っしゃっています。
◆松本市
白鳥の湖です・・・ウソです、松本城のお堀です
午後3時過ぎの、国宝・松本城です
松本市内も三連休の中日と、「あめ市(あめいち)」とやらで
大・大・大渋滞です。10分で着く所に40分くらいかかりました。
歩いたほうが早い!と思う。
1時間なにをしてもイイということで私は天守閣に登りました。
あめ市の通りに行く人もいるし・・・さまざま。
お城の上から、お城の影を撮影
旧・開智学校が見えます
渋滞中に撮影 あはは、読めな~い
「よしちょう」と読むそうです。むずかしい~!
◆三年味噌の巻
杉桶で仕込み天然醸造させます。
三年味噌。
量は聞いてもすぐ忘れてしまったのだけど、この一樽で
37万何千杯のお味噌汁ができるそうです。
国産の米麹、国産大豆(主に信州産)のみを100%使用。
天然塩、仕込み水は北アルプス山系の湧水、。
以下、パンフレットをそのまま載せます
「信州では古くから、三年味噌に余念(四年)なしと
言われてきました。春に仕込まれ、土用、寒を越し、
翌年の土用・寒を再び過ぎて(土用・寒を二度越す)
充分に熟成され、翌々年つまり三年目より出荷される
味噌を三年味噌と称し、その「味・香り」は共に最高
品として重宝がられ、これが信州味噌本来の姿です。」
「◆みその色と分類
みその色のちがいは、発酵・熟成の家庭で起こる
メイラード反応によって発生します。これは原料
の大豆が分解してできるアミノ酸が、糖と反応して
褐色に変化することで、このメイラード反応がじゅ
うぶんに起こったみそほど、メラノイジンという褐
色の高分子結合体が増えて、赤く濃い色になります。
つまり、味噌は、仕込んだばかりの若い味噌ほど
白く、年月を経て熟成がすすむほど、赤く濃い色
(褐色)になるわけです。」
教わったばかりですが。。。私がご説明?致します。
今頃のお味噌は、仕込んでから数週間~三か月以内に
どんどん首都圏他へ出荷されるものが当たり前となっ
てしまったので、信州味噌は白っぽい(淡色)という
イメージが定着したようですが、三年味噌は色は濃い
です。
味が濃いのではなく、色が濃い。
味は濃くない。
色が濃い。
この色には、体によいメラノイジン・遊離リノール酸
などたくさん含まれています。ハイ
三年味噌って醸造に手間暇がかかりますから、お値段も
高いのですが試しに買ってきました。750グラム1500円。
作ったお味噌汁は、色は確かに赤だしの色なんですけど
びっくりするほど(味は薄い)=濃くない。おいしい。
わたくし、
この頃九州の麦みそ、岡崎の八丁味噌も買って、お味
を試しているのでこの三年味噌はどんなものかな~?
と興味があったのです。ぜひ味噌蔵に行ってみたかっ
た。普通のお店で市販されてないものでなおさら。
うん、美味しいです。
ぜ~んぜん宣伝料はもらってないけど、宣伝します。
本物のお味噌を作っている会社が、国内の6%しか占め
ていないそうなので、なんだか応援したくなりました。
伝統的な「こだわり」で守り続けていくってことは大変
なことなんだな~って思いました。
これは長野の善光寺の山門の横の樹木・・・
風雪に耐え・・・けなげに立っているので、こちらも
応援したくなりました。
寒い寒い 寒~い一日でした。
介護タクシーで、母と一緒にきりんの家に来て、母を
ショートステイに預け、しばらくは他の利用者さんの
娘さんと、そこのおうちのご家族の近況を伺いました。
今日は、きりんのスタッフ、看護師も介護師も走って
います。
その後、私は一人できりんの庭をきれいにしました。
きりんの家はよそのご家族や親せきの方々のご訪問、
ご本人とご家族のお出かけ・・・などいつもに増して
出入りが激しかったです。
作業の途中で、雨が降ってきて、そのうち・・・
みぞれだか、あられだか降って・・・
すぐにやんで
また小雨
それもすぐにやんで
大粒の雨が降っていますが、これもすぐにやみました。
大地は乾燥しまくっています。少し雨がほしいです。
寒いけど、作業をしているので体がポカポカです。
地上での最期になられるであろう方の「きりんの道」を
整えておきました。
金網の向こうは、隣のおばあちゃんちです。
今日もお隣のおばあちゃん、物置を開けて整理をして
いました。そして、目が合ったら、お元気にこちらに
笑顔で挨拶の言葉をかけてくれました。やさしいおば
あちゃんですよね。
45リットル袋よりもっと大きい袋があったので、
それにどんどん枯れ葉などを詰め込んだのは良い
のですが、重くて重くて動かせなくなってしまい
ました。
だから・・・物置の陰に隠してます。(笑)
力のあるスタッフにゴミ置き場まで持っていって
もらいましょ。
ロウバイ
なにしてるの?
「これなら食べてくれそうなので混ぜてます」
平蔵さんが作った?ムラサキイモのカリントウ?
テレビで、街で聞いた7割の人が「この冬ミカンを
食べてない」・・・とのこと。理由が、皮をむくのが
面倒・・・って。
あんなに美味しいのに・・・。
白い筋も栄養だから食べられるのよ。
私の子どもの頃は外側の皮をむいた後、中の房の皮
も白い筋も丁寧に取り除かないとお上品じゃないと
言われたけど、今ではあそこは栄養だから食べてい
いんですよ・・・と教えられています。
若い人にもどんどんミカンを食べてほしいので、せ
っせと差し入れするぞー! 皆でわいわい言いなが
ら食べるミカンは美味しいのだよ。