残念ながら病院には、生活がありません

 

残念ながら病院には、生活がありません。

大切なのは、「生活」なのです。

午前と午後にリハビリをやっても、それ以外の時間

をベッドの上で過ごすのでは、なかなか人間の体は

変わりません。 (平蔵のことば)

 

人間は、ある程度まではとっても簡単に変わります。

問題はそこからです。

でも、その最初のところを、なぜかないがしろに

する人が多い。だから、なにも変わらないのです。

 

◆ 〇さんの例  きりんの家でやったこと

まず、私(平蔵)はなにをしたか?特別なことは

なにもしません。

 

普通に朝起きて、食事は必ず食卓で。

排便は、ポータブルトイレを使う。

起き上がり、立ち上がりの基本的な動作パターン

を、しっかり習得する。カチコチの硬い体を

ほぐす。

それに、ちょっとでも心が動くようなことを

体験してもらう。たとえば、「気持ちいい」

「楽しい」「おいしい」など。

 

生活を取り戻し、そして作戦を練ります。

まずは1か月の目標です。

(以上、平蔵の本から)

 

 

ご自宅での生活が難しくなったら

 

退院後の自宅での生活がなぜ心地よいか。

もちろん、痛みはどんどん増し、つらい日はあります。

病院のように、常に自分のそばに誰かがいるわけでも

ありません。

それでも連絡をすると、必ず来てくれる医者(在宅医)

がいる、看護師(=訪問看護師)がいる。

それは病院にいる時以上に、繋がりが感じられる存在

だったのではないでしょうか。

 

そして

ご自宅での生活が難しくなっての施設・・・

 

同じ施設内にいても=つまり、近くにいてもスタッフ

がこまめに利用者さんの顔を見に行かないということ

が往々にしてあるのです。顔を見ればその利用者さん

がなにを伝えたいのか分かるだろうに・・・。

 

きりんの家は小さな家です。3人まで、多くても4人の

共同生活です。介護者は24時間います。

ご自宅での生活が難しくなったら

『きりんの家』を選択肢の1つになさってください。

 

『きりんの家』にいらしてください。

きりんの家は、あなたとあなたのご家族に寄り添い

ます!

 

 

平蔵さん、助けて!

 

「平蔵さん、助けて!」

切羽詰ったSOSコール、たま~にあります。

我慢しないで、ご連絡ください。

いつもいつもご希望に添えるとは限りませんが、

お話し伺いましょう。

 

切羽詰るまで我慢しないで、早めにご相談して

くださると助かります。こちらも身が1つしか

ないもので・・・。

 

病院でもなく、施設でもなく、自宅がいい

 

「最期の時を過ごすのは、やっぱり病院ではなくて

自宅がいい」

「施設でもなくて、自宅がいい」

「でも、自宅が無理になったら、自宅に限りなく近い

ところで暮らす」

 

自宅に限りなく近いところ・・・それが『きりんの家』

 

そして

「生きる希望」を持ち続けることがいかに大切か。

 

私(平蔵)が今、どんなに大変でも前に進めるのは、その

教えがあるからです。

きりんの家で自分らしく暮らす

「きりんの家」は生活の場です。

 

「きりんの家」をお使いになられる方々は、きりんの

家やスタッフをうまく使いながら、自分の人生を生き

切って、最期を迎えられます。

 

毎回、「人間って、なんてすごいんだろう。生きるっ

て、すごい!」と考えさせられてしまいます。

 

きりんの家で暮らす方々の生活を、多くの皆様に知っ

ていただきたくなりました。

 

「ここに、こんなに一生懸命生きている人達がいるん

だよ」

『きりんの家』での生活を知ることで、

「こういうところをうまく使えば、最期まで自分らし

く暮らせるんじゃないかな」

「ガンでの最期も悪くない」。

そう思ってくださると、嬉しく思います。

足のマッサージは好評です♪

 

眠れない方がこうおっしゃいました。

「ここ(きりんの家)では、なにをやってくれる

んですか?」

「足のマッサージとかしましょうか?」・・・平蔵は

こう答えます。これで結構寝てしまう方がいらっ

しゃいます。

 

世間で言われているフットケアとは違いますが、

私(平蔵)はフットケア(=きりんの造語です)

簡単に言うと足をもむことなのですが、16年以

上やっているのものですから、かなり年季が入

っています。

人の手のぬくもりを「心地いい」と思うように

なられる方は多いようです。

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きりんの家のスタッフはみな、足のマッサージが

得意です。ゆったりとお話ししながら、または静

かに黙って、足をほぐしたり、さすったりしてい

くうちに、足も・・・心も温かくなってきます。

それを日々繰り返していくうちに、だんだん安心

感や、ぬくもり、人とのつながりがじわりじわり

湧いてきます。

それは平安なひとときと言えましょう。

 

「誰も私のことをわかってくれない」

「私は誰とも繋がっていない」最初はそう思ってい

らっしゃる方もいらっしゃいます。

私たちはいつも寄り添います。足をさすりながら・・・。