私は旅に出ると、その地元の新聞を読むのが好き。
あれれ、埼玉にいるのに、北國新聞とは・・・
北國新聞(ほっこくしんぶん)は金沢旅行した時に、名所旧跡の
そばに、北国新聞の立派な本社があったので覚えている。
その北國新聞の紙面のカラフルなこと!
どのページを開けても白黒の写真がないのよ!
うちの朝日新聞や日経新聞には、カラーの写真もあるけど、全部
の紙面とはいかず、中を開けたら白黒の写真も載っている。必ず
白黒の写真がある。
だけど!
北國新聞はどれもカラーだった。どのページを開けても写真は、
写真という写真は・・・どれもカラーだった。
翌日も、その翌日も、そのまた翌日も・・・
へー!へー!すごいなー! リッチな新聞だなー。
さすが、加賀百万石!
朝日新聞でいうと「天声人語(てんせいじんご」というのだけど、
北國新聞では「時鐘」と言うそうだ。
天声人語を写し書きする専用ノートがあるのと同じように、時鐘
を写し書きする専用ノート(北國新聞社発行)があるのを今回初
めて知った。
能登(のと)の息子さんから送られてきた日付順の古新聞の「時鐘」
を丁寧に切って、丁寧に書き写す。
こういう作業をコツコツやっていると、ボケませんね。
ふるさとの家では、カーテンを閉め切った部屋で一日中
閉じこもっていた人には全然見えませんね。
今はとても前向きです。
こつこつ作業なさっています。
4/15の「時鐘」がないない、と戸惑っていらっしゃいます。
4/15は、新聞休刊日ではないですか?朝日新聞もその頃お
休みでした。休刊日と言ったら通じなかったけど、新聞の
お休みの日ではないですか?・・・やっぱりそうでした。
ふるさとへ帰るまで着々といろいろな作業、できることを増や
していきます。
認知症の母を世話している私としては、同じような年齢なのに
どうして、こうもまともでいられる人がいるのだろう・・・と
このような(よその)お母様がとても羨ましいのだけど・・・。
嘆いてもしかたない。嘆いたからと言って、母の認知症が治る
わけでもないしね。
自分はこうでありたいな~と思ったりしてます。
まだ、平成の4月の新聞でした