5/25 きりん 背筋を伸ばします

 

はい、オーサン、背筋を伸ばす練習に入ります!

 

ご自宅に戻られても一人でできるように、きりんの家にいる時

から一人で準備するようにしむけられています。

周りはわざと手伝いません。

自宅に帰っても困らないように。

本人ができることを、周りが気を利かせて先回りして手伝って

しまうことは・・・本人のためになりません。

手伝い過ぎると動かない人間になってしまい、本当に動けない

人間になってしまいます。

 

そういえば・・・私の先輩は、ご自分のお母様が歩けなくなり、

寝たきりに近い状態になっても、お母様の目の前にお菓子を置

いて誘導し、畳の上を這(は)ってでも(そのお菓子を)取り

にいくように仕向けているって言ってました。

好きなお菓子だと、畳の上を這ったり、いざったりして、少し

ずつ少しずつでも移動していた・・・と言っていました。

そうでもして、動ける間は動いてもらいましょうってわけ。

 

きりんのオーサンは腰が痛いけれど歩かれます。

娘(=きりんの家の代表=ヘイゾーさん)の言うことを聞いて

自分で準備します。

スタッフは優しくて(ついついお手伝いしてあげたくなるけれ

ど)ヘイゾーさんの言いつけを守ります。

娘は、母親が実家に帰っても困らないように、(この訓練だけ

は依存しないで自立していかれるよう)、ちょっと厳しく接し

ています。

ゆっくリズムでも、自分でやりましょうってわけ。

 

実家に帰って、ご飯だけは自分で準備して炊けるように。

おかずは、お嫁さんが運んでくれる。

できないことは家族にやってもらい、できることは自分で頑張っ

てやりましょうってわけです。

 

さぁ、背筋を伸ばす練習です

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、だめです! お尻からドスンと落ちるような格好をしては

ダメです!と、そばで見守っていた看護師が飛んできて、注意

しています。「まず、手を椅子の上に置いて~!」

膝から座ります。

圧迫骨折してしまうから、お尻からドスンはダメですよ~って。

 

まず、椅子に手を置いて、足から座ります

 

 

 

 

 

靴下も自分で脱ぎます

 

 

 

 

 

 

 

最初のうちは、この体勢をすると痛がっていたそうですが、

この頃は気持ちよくなって30分くらい寝てしまうそうです。

 

穏やかなお顔してます

 

サッカー選手の話や、先日のクッキー作りの画像を見せてもらいます

 

 

 

 

 

自分で作ったものを食べます・・・ああ、しあわせ!

 

 

 

 

 

 

おいしい!