ようこそ きりんの夢の世界へ

 

きりんの部屋の玄関に貼ってあることばを載せます。

 

◆ようこそ きりんの夢の世界へ

きりんは、ずっと思っていました。

みんなと一緒に、ここで、ずっと暮らしていきたいな・・・と。

病気や手足が不自由になっても、ここがいいな・・・

自分のことができないからって、知らない所に行くのは寂し

いな。だって、僕、ここが好きなんだもん。ここのみんなが

好きなんだもん。

 

どうしたら、よいのかな。

 

昔、おじいちゃんが言っていた。

すべては「お互い様」って。

歳をとるのも、病気になるのも、手足が不自由になるのも、

決して特別なことではなく、いつか自分もと思えば、自然

に手伝えるんじゃないかな。

 

生まれる時も誰かの力を借りるように、死ぬ時だって

誰かの力を借りる。

生まれる時、みんなに祝福されるように、最期もみんな

に「ありがとう」とちゃんとお別れを言って逝きたいな。

そしたら、「死ぬ」ことも、決して特別なことではなく

いつか自分もたどる道。

こんなふうに、最期の時間を過ごせるなら、死ぬのも決し

て怖くない気がする。

「あとで、行くからね。それまでの間、さようなら」

 

どうしたら、よいのかな。

 

そうだ、やっぱり必要だ。

 

仕事として手伝える人、日中出かけられる場所、そして暮ら

せる場所。

 

困った時に、ちゃんと相談できる人がいて、そして、自分のこ

とをわかってくれるお医者さんもいる。

 

どうしたら、よいのかな。

 

作ってくれる? 作ってくれるのを待つの?

 

ううん、自分たちで作った方がいい気がする。だって、自分

たちのことなんだもん。人の力は知れてるけど、みんなが集

まったら、きっと大丈夫。

 

この指、と~まれ。